親衛隊の1日~午前~

12/13
前へ
/82ページ
次へ
「優ちゃーん、かー君、圭ちゃんも…早くご飯食べようよー」 そう言いながらもう食べている理久と那由多先輩 「ごめんねぇー。じゃいただきまーす」 「いっただきまーす」 和樹も俺の横にきて食べ始めた 悶えていた圭吾は転がりながら那由多先輩の元にいき 「なゆー食べさせてー」なんて言ってる その声に応え那由多先輩も「ぁー…ん…」なんて言ってて可愛いですはい ここでこの二人の説明を少ししよう 生徒会書記 柳那由多先輩 喋るのがゆっくりな人で俺らの一個上 過去に色々とあって話し方に特徴があるが生徒会で唯一まともだと言っても過言ではない癒し系 会長、副会長と同い年だ 見てたらめっちゃ癒される/// 生徒会雑用 美山圭吾 生徒会に入るまでチャラチャラしてたけど生徒会にはいって…いや、那由多先輩と付き合ってからはヤバいくらいの一途 小学生3年位まで俺と一緒でまぁ、いわゆる幼馴染的なやつだ このふたりはこの学校の公認カップルだ 認められるまで大変だったがな だってチャラ男と純粋なわんこだぜ?わんこの親衛隊が猛反対であん時はやばかったなー でも圭吾が一生懸命頑張って那由多先輩や俺らの説得もあって親衛隊も認めてくれて…今やヤバい位のラブラブカップルだ 「優?何俺ら見て幸せそうな顔してんのー??」 「いや、昔の事を思い出してただけさ…フッ」 「ふーん?……あ、そういえば明日転校生来るから」 飯を那由多先輩に食べさせてもらいながら圭吾がいきなり話し出した 「「ブッ!!!」」 吹き出す和樹と俺 「もぅ!!!二人とも汚い!」 理久が和樹と俺が吹き出した物をティッシュでキレイに拭き取っていく。さすが俺らのオカンw ……じゃなくて 「す…すまん、理久」 謝る俺と 「そそそれって…もももしや?」 どもりながら聞く和樹 「あぁ、モジャモジャでメガネのお前らが大好きな王道転校生だ」 「…メ…ネ…で…顔……み…な…い」 ………………!!!!! 「「っキタァァァアアー!!」」 俺と和樹は顔を見合わせ見事なハモリをみせた
/82ページ

最初のコメントを投稿しよう!

737人が本棚に入れています
本棚に追加