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一番奥の突き当たり。
「201」というプレートが差し込まれている部屋。
鉄製のドアのノブをガチリと引き下ろす。
空気が扉の向こう側へと吸い込まれてゆく。
引き寄せられるように中へと入った。
真っ暗な闇の中で重い扉を閉めると完全な無音になった。
室外と完全に遮断され、俺が立てた靴音と共に空気の流れも防音性の高い壁に吸収されて掻き消えてしまう。
間違えたのかと、一瞬思った。
其の瞬間。
....閃光が煌めいた。
突如受けた鋭利な痛みに、ぎゅっと目をつぶる。
其の光の元が在り処を探すため、
再度、硬く閉じたまぶたを抉じ開けた。
正面にいるのは、俺だ。
【EINS】が、....いる。
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