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「妖しすぎなんですけど~」
「何言ってんの、だから、可愛い子限定なんだって、
君みたいな子と話をしたいって男性は、結構沢山いるんだよ?
自分の本当の価値を知らないなんて、勿体無いね~」
なぜか、男の褒め言葉のせいで、
頬が赤らんだ。
自分が特別だなんて、
そんなこと思ったことも、
言われたこともない.....
私の本当の価値?
そんなの....知らないで生きてきた。
何処に言っても、
新宿歌舞伎町で生きるホストの妹で、
学校に兄が来るたびに、
中傷を浴びせられるのが、
普通だった。
そんな私の価値って、
私と話したい人がいるなんて....
なんだかちょっと、
...くすぐったい。。。。
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