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「ミカタン!!」
3日ぶりにミカに会った。
嬉しくて走り寄ると、
自慢げに、ハイブランドのバックを見せ付けられた。
「ど?シャネル~しかも新品新作だよ!」
黒のシャネルのチェーンバック。
「すごい~~ミカ」
ふふんと鼻を鳴らすミカが、
取り出した財布は、先日まで使っていたミカのお気に入りのラメとストーンが散りばめられたRIZの財布から、ヴィトンのダミエへと変わっていた。
..真新しい財布。
新しいバック。
どうやって手に入れたのか....
それは聞かなくても判ること。
いつものように背中を壁に預ける。
「先日会った人がさぁー
リピ(リピート)してくれて、
その時なんでも買ってくれるっていうから、
頼んでみたら、買ってくれたんだよネエ」
膝を抱えて、ミカの話に相槌を打つ。
「へー。凄いお金持ちさんだったんだね」
「そうみたい。
なんか自分のことスッゴク気に入ってくれてさ。
ガチでいい人なんだよー」
「今度、別荘連れてってくれるって、そーだ、アヤカも来る?」
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