第1話

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まずね、3ミリペン持ってるそこのあなた!ボールペンでじゃかじゃか書いてみましょう。九労が導いてみせよう。拙者が参る。はっ! まず目玉は丸いという概念を捨てよ!これは漫画ぞ! 次に顔の輪郭をいちいち測るものじゃない! これは経験ぞ! 次に過去にすがるな! 前へ行け! では次から行くぞ! 主は何に迷っておる!? 迷ったら絵は終わりぞ!一分でなく一秒で書きんしゃい! 速記はよいぞ! 次に祈りながら書け! これでかなり集中力が集まる!よいか!?この九労がただの落書きもピカピカにしてみせよう!お主の目玉は丸くても、漫画の目玉は丸いとは限らない!あれは二次元のマジックなのだ! へを書きなさい。そこに丸かくにくの反転を書くのだ! よいな?それをピカピカにするために、変な形をがしゃがしゃ直すのだ! 半円にしたいか? それは没個性的な絵にしないよう、鼻を書くのだ! 鼻は点々だとよいが、中心にまず集めなさい!
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