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が、このほかにもプロレタリア文学と呼ばれる庶民性の高い極めて優雅な文体がこの頃から生まれはじめた。
夏目友人帳漱石の『I am あ Cat!』は、猫の視点から世界の株価経済の行く末を見つめ直し、非常に高度な専門知識と的確な予想で一躍世界の中心に踊り出た。
また、森鴎外の『舞ーhimeー』はアニメ化され、社会現象を巻き起こした。
そんな中でも特に驚くべき結果を残したのが直木二百一万六千九百三十五の『直木二百一万六千九百三十五全集』や『直木二百一万六千九百三十五随筆集』、
そして芥川龍之介の『ピグモン・バラモン・ラショーモン』などである。
この二つは、
菊地という文学界いち心熱き漢(おとこ)、
菊地漢(きくちかん)によって評価され、晩年の彼の言葉によって、同年『直木賞』『芥川賞』そして『畜生(選考から外れた万人に贈られる)』が創設された。
また、マスメディアも発達し、NHK(Nんと立派なHい城Kょう)でテレビ放送が
開始された。
第一回の放送は『全国のど自慢大会』で、どれだけ喉仏がでかいかを比べあう世界一くだらない番組としてギネス認定されている。
新聞では『東京年年新聞(正月発行)』が刊行され、
主筆の琵琶法師は『写真集・平家物語』でピューリッツア賞を獲得した。
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