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乾「中学のときも言ったろ。俺はあかつきとか名門校でやる気はないの。」
猪狩守「名門でプレーするより名門を倒したい、そんなマンガみたいなことができると思っているのかい?」
乾「ああ。思ってるさ。」
猪狩守「だったらもう君を誘うのはやめにするよ。何を言っても無駄みたいだからね。」
猪狩はそう言うと校門の方に向かって歩きだした。
猪狩守「君たちが甲子園に出れるとは思わないけどもしも出てきたら、」
乾「!?」
猪狩は足元にあったボールを拾って乾のグラブめがけて投げた。
パァーン
乾いた音が響く。
猪狩守「君たちを完全に抑えて勝つ。この天才、猪狩守がね。」
猪狩はそう言うと笑いながら帰っていった。
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