神に見捨てられた子

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僕はいつも自転車で登校している 髪が抜けないよう細心の注意を払い家で盛ってきた髪型が崩れないように頭を下に向ける 前が見にくいのでいつ事故るかもわからない 学校に着くとまずトイレに入り髪型を確認 手に水を少量つけて髪を盛る この一連の動作は2年間の慣れもあって手慣れたものだ 教室に入るとカーテンがあいているのでしめる 朝は日が差し込んでくるからだ 僕はゆっくり自分の席に座り仮眠をとる 僕は壁側に席があるので壁に頭頂部を向けることを忘れてはならない 受験勉強というのは夏休みから始めようと思っているので今はしない とりあえず今は彼女と髪を作ることが大事なんだ
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