第1話

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付き合って七年目の夏。 我儘を言ったと思う。 夏騎に対して思いやりが無かったとも思う。 ただ、夏騎を愛し過ぎたのかもしれない。 大学を卒業し、お互い社会人になった。 それぞれの仕事に責任が出来てきた。 それでも今まで通りの夏騎との関係を求めた。 夏騎はそれを私に求めなかった。
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