907人が本棚に入れています
本棚に追加
/155ページ
「ンンン。もっ、と、もっと。……っん。」
「春樹、淫乱。煽るのが上手いね。」
俺の腰を掴んで、ズブズブと入り込んでくる。
あの後、上下に思いっきりすられて、一瞬で頭はスパーク。
クラクラしたと共に、溢れる吐息と一瞬戻る自分の思考。
やってしまった、と思いながらも快感にしたっていた自分。
『まだまだこれからだよ。』
と、呟いた勇太に、その後アレやコレやとされ、今に至る。
ローション変わりに使われたのは俺の精液で。
グチュグチュと音が立てば余計に恥ずかしさが芽生える。
「春樹の中、あつい。」
耳元で、熱い吐息を混ぜながら言う勇太。
アナルが収縮しているのが分かる。
それを実感すればさらに高まる気持ち。
「そんなに締め付けないで。」
「……んなの、分か、ん、…ない。」
初めての行為ではないはずなのに、いつもと違うことに違和感を感じる。
熱い。
身体が。心が。勇太から伝わってくる熱が。
全て熱い。
最初のコメントを投稿しよう!