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時は流れて…
アタシは、四度目の年女になっていました。
アタシは、JR予讃本線の各駅停車の電車に乗りまして再び四国今治にやって来ました。
時は、10月最後の土曜日のことでありました。
アタシは、今治駅のプラットホームに赤茶色のバッグひとつを持って降り立ちました。
この日は、朝から雲ひとつない青空広まっていましたが、季節は少しずつ冬へ向かおうとしていた時でありました。
この年の秋は、いつもよりも短いと思います。
９月から10月の半ばにかけて寒暖の差が大きい日々が続いていましたので、秋の気配は感じなかったと思いました。
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