この小説の掴みみたいなやつ

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放課後の帰り道、俺─橘零(たちばなれい)─は、超どーでもいい事を考えていたんだ。 何も変わらない日常。これこそが日常。 俺の目の前を歩くカップルを見て「リア充爆発しろ」とか思うのも日常。 …………なめとんのか。 めっちゃ歩くの遅すぎだしね?はよ歩けよ。 あれかな?俺が歩くの速いのかな? ほら、ぼっちは誰とも歩かないから自然に歩くの速くなるらしいし。
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