騒音製造機ステファニー

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「最初はおならでした。ぷうだとか、ぶうだとか、そういったレベルじゃなかったのです。こう、ドカーンって感じです」  身振り手振りを加えて必死に説明するが、親父さんの視線は遠い。身振り手振りをするたびに、私の大好きな巨大ロボットが動くような機動音が鳴り響いたせいかもしれない。きっとそうなのだ。そう私は自分自身に言って聞かせた。
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