第1話

3/3
前へ
/3ページ
次へ
なぜなら成功した人がいるならば儀式の方法が分かるのだが、誰も知っていないのだ。 もしかしたら知っている人もいると言われているが… しかし、今の所まだ数えられない強者達が誰も成功したことがないから、次元を越える儀式、次元越え儀式と言われている。 メイグルは涙目になりながらもか細い声を出した。 「でも、とりあえず学校には行こうよ、じゃやいと僕あの人に怒られちゃうよ。もう遅いと思うけど…」 エルストは少し考えてから仕方ないと言った顔になった。 「じゃあ、しゃあなし行ってやるか」 「本当!やった」 メイグルはまた翼を羽ばたかせる。 エルストは翼を手で払ってから声を出した。 「じやあ行くぞ」 「うん!」 エルストは2年ぶりの学校に登校しに行った。
/3ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加