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「どうして、もっと早く、
本当の事を言わなかったんですか。
無実の人が
捕まってるっていうのに、
…白井さんは、平気だったの?」
「……」
その表情に気付き、
…わたしは掴んだ布団から
ゆっくりと手を離した。
白井さんの目は、
真っ赤に潤んでいた。
「平気では、ないよ。
でも、…その時は正直、
…もう、どうにでもなれと思った。
もし、俺が何か
アクションを起こせば、
…せっかく人生を
やり直そうとしてる
レナちゃんが捕まってしまう」
声が、震える。

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