360人が本棚に入れています
本棚に追加
「俺は、あいつの代わりを
求めていたわけじゃない。
ましてや、生徒に
恋愛感情を抱くなんて発想は、
俺には無かった。
今だって、
あり得ないと思ってる。
それなのに…。
その俺が今、お前と
こうしてるってことは、
…彼女に似てる事とは
全く関係なく、
よっぽどの特別な何かが
お前にあったからだって、
思わない？」
「…特別な…？」
わたしは目を瞬いた。
「なんですか、その、
…特別な何かって…」
ドキドキしながら聞くと、
先生はいつもの
にっこり笑顔を見せ、
「教えない」
「……」
い、
…イジワルすぎる…。
「あ、ちなみに、
パンツ見せてくれたから嬉しくて、
とかじゃないよ」
「……」
…別に、見せてあげた
わけじゃありません。
最初のコメントを投稿しよう！