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――3年間、毎週木曜日に このテーブルを挟んで、 先生と向かい合った。 ぼんやり思い出に浸りながら、 わたしはふと思い立ち、 制服の胸ポケットから 細いボールペンを取り出した。 しゃがみ込んで、 脚の付け根の内側を覗き込む。 …ここなら、…廃棄される前に、 誰かに見られる心配はないはずだ。 わたしは笑みを零しながら、 そこに文字を刻み始めた。
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