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…白井さんと、同じだ。
白井さんも、長い間、
美雪さんに責められていると
思い込んで…自分で自分を
責め続けていた。
「今ではもう、
…彼女の夢を見る事は、
全く無くなった。
…仕事が忙しくて、
夢なんか見てる暇が
ないっていうのも、
あるかもしれないけどね」
「……」
わたしは先生の気持ちに
寄り添いたくて、
先生の手をそっと取り、
すりすりと頬ずりした。
その気持ちを
汲み取ったように、
先生もわたしの頬を
優しく撫でてくれた。
「それからは、とにかく
仕事に没頭した。
外部の勉強会なんかにも、
面白そうなものには
積極的に出るようにしてた。
変化していく教育理念とか、
児童心理とか、…知りたいことも、
たくさんあったしね。
そうやって、仕事が
面白くなって来て、
余裕が出て来た3年目だったな。
……お前が、入学して来たのは」
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