~感謝 カンシャ~

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沢山の人で賑わう中、 俺達ははぐれないように手を繋いで歩いていた。 柔らかな春の陽射しが俺達を包んでいた。 俺は馬鹿だから、今までお前を傷つけてばかりで、心配も沢山かけちまった。 ごめんな、 『魁先生』の二つ名を持つ俺だから、多分必要以上に心配かけたよな……。 本当、ごめんな? でも、ありがとな! 愛想尽かさないで俺の側にいてくれて! お前の笑顔が…お前自身が俺を動かす力になる。 お前のお陰で…お前が居たから、俺はここまで頑張れたんだ! で、今までは俺が支えて貰いっぱなしだったよな。 でも、これからは俺が支えてやるからな! お前の笑顔は俺が護る。 お前の涙は……流れないようにしたいけど、 どうしてもって時は、俺が隠してやる。 だから、これからも俺を頼れよ!! 俺がお前に貰った、何倍もの幸せをあげるからよ! 逃げるんじゃねーぞ?
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