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熱海4 #2
二人は、テンション高いまま出かける準備をして部屋をでた。
俺は、
財布を入れたヴィトンのウエストポーチだけで、
瑠奈は、
いつものヴィトンのバックと、
三脚が入ったケースだけだった。
「どっちか持つよ。」
と言うと、
今回は遠慮なく三脚ケースを渡してきた。
エレベーターを降り、
フロントに行って鍵を渡すとフロントの男性から、
「花火大会ですか?
タクシー呼びますか?」
と言われた。
二人は、
「はい。行ってきます。
せっかくなんで、花火見ながら歩いて行きます。
20分あれば出店があるところに着きますか?」
と訪ねると、
フロント従業員は、
「20分位あれば着きますよ。
花火見ながら歩けばすぐですよ。」
と答えた。
「帰りにタクシーを使うなら、ここに電話してください。」
とタクシー会社の電話番号が書いてある名刺の様なガードをくれた。
二人は、
「ありがとうございます。」
とお礼を言いホテルを出た。
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