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二人はゆっくりと進んで行くと、
やがて、最初に見た屋台までたどり着いた。
連らなっている出店の入口だ。
そこはまだ来た時よりも、
沢山の人達で賑わっていた。
座れそうな場所は見当たらなかった為、もう少し先に進んだ。
少し歩くと、海岸沿いに海岸に向かう道を見つけた。
俺が、
「海の方に行って見ようよ。」
と言うと、
「うん。」
と瑠奈は言い、そちらの方に向かった。
すると、
すぐに海岸に降りる階段を見つけた。
「ここでいいんじゃない？」
と二人は階段の砂を払い、
そこに座った。
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