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先程とは角度が少し違うが、
夜空に綺麗な花火が確認できた。
周りにも人達がいて、
砂浜にシートを敷いて見ている人達もいた。
「ここよくない?あんまり混んでないし穴場かもね。」
と俺が言うと、
瑠奈は笑顔で返してくれた。
しばらく歩いたから、少し疲れていて座れて安心した。
瑠奈も、
ずっと同じで歩いて来たから、
きっと疲れてたと思う。
でも、
そんな言葉は一声も口にせず、
夜空に咲いた綺麗な花を
見つめていた。
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