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その事を瑠奈に言っても、喜ぶどころか、
「いつまでも、出来ないんだから、
もっと現実的に、将来考えなきゃ」
と言われた事もあった。
高い給料に関心を示さす、逆に金銭感覚を崩さない様に瑠奈が作る食事であっても、食費をあまり使わず、
逆に、
「今日のご飯500円もかかってないのに、美味しいでしょ?」
等と言うこともあった。
広いマンションに引っ越そうと、
した時も本気で反対した。
「駅も近いし、ここで充分だよ。」
と言って。
収入も増え歌舞伎町に染まっていく俺を良く思ってなかったのは感じていたが、
俺は地位が上がれば上がり程、あまり気にしなくなっていたのかも知れない。
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