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コンビニを出ると、
相変わらずの寒さだった。
でもその寒さが、今年の仕事を終えた感覚をより深い物にしている気がした。
いつもの道をゆっくり歩いた。
いつも朝方でも沢山の人とすれ違う道も、大晦日の朝方ともあって、
すれ違う人は一人もいなかった。
いつもの景色が、違う物に見える様な気がした。
そんな風にいつもと違う景色が、違う事に気付く事は久し振りので、体は両手に持ってる荷物を下ろしたいほど疲れていたが、気持ち的には、
疲れが出ていってくれた感じがする程楽になったいた。
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