別れ4 #2

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その後部屋入ると、 瑠奈が「だいぶ長かったね。」 と、時間の事を言ってきた。 時計をみると、23時をまわっていた。 多分20分位、夜空を眺めていた。 「煙草?一メートル位あったよ。」 とふざけて答えると、 「馬鹿。寒いから風邪ひくよ。」 と呆れていた。 俺はふざけて冷たい手で、 瑠奈の手にさわった。 「冷た。」 と言われ手をはじかれた。 これは本当に、いらっと来てると思い、おとなしくソファーに座った。 瑠奈が見ていたTVは、今年の終わりをつげる言葉が流れていた。
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