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(きっと母親は、期待していたんだ。
瑠奈と結婚することを。
田舎にいる時から、付き合ってる子は俺が実家に住んでる事もあり、
実家に当たり前にの様に、何人も連れてきていた。
東京に行ってからも、瑠奈と付き合う前に付き合っていた子も連れて帰ったけど、瑠奈程、親密に母親が接していた子はいなかった。
正月に帰るとお年玉もくれたし、
俺には中学卒業以来くれないけど!
瑠奈来ると、母親は嬉しそうにお年玉を渡していた。
このお金どうすればいいの?
と瑠奈は戸惑っていたが、好きに使いなよ。
と俺が言った事があった。
母親は、瑠奈が好きだった。
それだけ良い子だったんだね。)
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