別れ4 #2

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それから少し歩き、神社に着いた。 やっぱり凄く混んでいた。 明治神宮に比べたら、非じゃないが、賑わい溢れていた。 賽銭箱があるメインの場所には、 長い列がならんでいた。 その両サイドには、出店が各種類ならんでいた。 「何か明日の朝ご飯に買う?」 と俺が聞くと、 「明日帰る前に、京都のお雑煮つくるよ。24スーパー付き合ってね。」 と瑠奈が言った。 今年は甥っ子の悠も生まれ、 実家で過ごす事は、聞いていた。 京都は瑠奈のお母さんの実家で、 そこのお雑煮が美味しかった。 京都の甘味噌で、出汁を取って 丸もちをひとつ溶かすまで煮詰めて、トロトロになったお汁に、 茹でた、緑の野菜(ほうれん草) と、ニンジンん入れ焼いた丸もちを入れて鰹ぶしをかけて食べる。 今迄食べた事がないくらい、 美味しいお雑煮だった。
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