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それから少し歩き、神社に着いた。
やっぱり凄く混んでいた。
明治神宮に比べたら、非じゃないが、賑わい溢れていた。
賽銭箱があるメインの場所には、
長い列がならんでいた。
その両サイドには、出店が各種類ならんでいた。
「何か明日の朝ご飯に買う?」
と俺が聞くと、
「明日帰る前に、京都のお雑煮つくるよ。24スーパー付き合ってね。」
と瑠奈が言った。
今年は甥っ子の悠も生まれ、
実家で過ごす事は、聞いていた。
京都は瑠奈のお母さんの実家で、
そこのお雑煮が美味しかった。
京都の甘味噌で、出汁を取って
丸もちをひとつ溶かすまで煮詰めて、トロトロになったお汁に、
茹でた、緑の野菜(ほうれん草)
と、ニンジンん入れ焼いた丸もちを入れて鰹ぶしをかけて食べる。
今迄食べた事がないくらい、
美味しいお雑煮だった。
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