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その後焼鳥が運ばれてきた。
相変わらず大きな焼鳥で、パー子様には、格好の餌食だった。
二本両手に持って撮ったり、
一本ずつ持ち二人並んで撮ったり、
俺がかじりついて撮ったりした。
味も美味しく、柔らかい鳥肉に、
甘いタレが絶妙にあっていた。
何より食べごたえがあった。
焼鳥を食べ終わる頃、鰻重が運ばれてきた。
蓋を開けてしっかり写真を何枚か撮り食べ始めた。
本当にここの鰻は美味しかった。
鰻もすごく柔らかくて、タレも本当に俺好みの味だった。
始めてきた時には感動に近い感覚で、瑠奈に、
「俺こう言うの超好き。大好きな食べ物をビールを飲みながら、大好きな女と食べるの」
と言った事があった。
(その時瑠奈は照れながら、笑ってくれてたね。今でも覚えるかな?)
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