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花言葉 リコリス #2
そして暖かさを感じられる5月になった。
生活は仕事中心の生活に変わりはなかった。
仕事には色々な問題が、常に発生するがそれを乗り越えるたび、充実感を感じる事ができた。
瑠奈がいなくなってからはそれが生きてるって事で、俺を評価してくれるのは、結果を出して喜んでくれるのは社長を始め、社交等仕事関係者だけだった。
以前瑠奈が些細な事で、喜んでくれる環境はなかったが、それを仕事に打ち込む事で違う喜びに救われていた。
何となく瑠奈がいない生活にも、慣れて来ていたんだ。
全く気にしない訳ではなかっが、少しずつ、本当に少しずつ、思考を占領する場所がへって行った様に感じた。
そうしなければ、ちゃんと自分で、
歩いて行く道を見つけられないかもしれないと思った。
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