花言葉 ハナズオウ

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それから瑠奈は変わらず家にいた。 俺が仕事中に、一度実家に帰って洋服や下着類、化粧品等を持って来たらしい。 瑠奈の様子はあまり変わらかった。 家からもあまり出ずずっと家にいた。 お酒の方も変わらず飲んでいた。 毎日の様に。 俺がいない夕食は買ってきて、瑠奈に渡しておくが、 少しは食べているが、残っている事が多かった。 やはり前ほど食べてなく、痩せてきていた。 俺も毎日タクシーで帰る訳にはいかないから、電車で帰る事も多くなった。 それでも一緒に食事をしようと思った。 いつもコンビニだから、コンビニ以外のもの、朝マックや、牛丼、お寿司など、持ち帰り出来る物を買って、一緒に食べる事にしていた。 起きている時は比較的食べてくれたが、でも酔い潰れた様に寝てる時もあり、いつでも二人で食べれると言う事では無かった。 仕事中も瑠奈からの連絡はないし、 メールをしても返してこない事もあった。 何をしているか分からなかった。 休みの日でも、どこかに連れて行こうとするが、瑠奈は乗り気にはならず、行っても近くの居酒屋だった。 そんな生活が続いて、季節は梅雨が始まる憂鬱な6月に入っていった。
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