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きっと2度目はないだろうな。
ある程度基準を超えたら山崎さんにつまみ出されるだろうから、俺が口を挟むことじゃないが。
「悪いけど、本当に送ってってくれると助かるんだけど……」
俺がめぐみの事を知っている事は、まだ山崎さんは知らない。
だけど俺を信用してくれていると思うと断る理由なんてもちろんなくて。
住所は顧客名簿にあるらしく、分厚い名簿を開いてメモしてくれた。
「女神ちゃんごめんね。鞄開けるよ」
山崎さんは彼女の鞄からカギを取り出し、メモと家の鍵を俺に手渡した。
タクシーを呼んでいる間にグラスを空け、彼女を両腕に抱えて開けられたドアから外へ出た。
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