俺のもの

36/40
前へ
/40ページ
次へ
誠さんに優しく髪を撫でられると、つい心を許してしまいそうになるから不思議だ。 「ごめんなさい」 素直に謝ると、静かに触れるだけの優しいキスがおりてきた。 よくよく考えると、お風呂でのぼせてたのにパジャマも着てるし髪も乾いてる。 一気に全身真っ赤になったのがわかった。 「もしかして服着せてくれたんですか?」 「ちゃんと体拭いて服着せて、髪も乾かしたけど……」 「もしかして裸見たんですか」 そんなことかと言うように頷くと、 「今更だろ。それに脱がす楽しみがないとつまらないからな」 .
/40ページ

最初のコメントを投稿しよう!

837人が本棚に入れています
本棚に追加