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私の返事に満面の笑みを浮かべ、ブラウスのボタンに手をかける。
唇が首筋から鎖骨へとキスを落としながら滑り、開かれた胸元へ。
いとも簡単に外されたホックに、動揺する暇もない。
腰のラインを滑る大きな手が、ふくらみの先端を刺激する唇が、徐々に私の体を熱くする。
焦らされて思わず涙を浮かべると、それを見透かしたように私の膝を割り体を滑り込ませた。
もうおかしくなってしまいそうな刺激に必死で声を抑えるんだけど、そろそろ限界が近い。
「……やっ」
耐えられなくなって声をもらすと、神宮寺さんが嬉しそうに笑う。
「声、我慢しないで」
恥ずかしくて口を押さえたまま頭を振って抵抗したけど、簡単に手を拘束されて塞ぐことが出来なくなってしまった。
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