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あれからどれくらい眠ったのだろう。
2度目に目を覚ますと、しっかりと自分の胸に寄り添うめぐみが、まだ気持ち良さそうに眠っている。
無理させたから仕方がないが、それにしてもよく寝るお姫様だ。
顔にかかった髪を掬い、露になった頬にキスを落とす。
「……うぅ……ん……」
わずかに反応が返ってくると、もうじっとなんてしていられない。
そっと抱き締めていた腕をほどき、仰向けになっためぐみの少し開いた唇に触れるだけのキスを、首筋に顔を埋めて鎖骨まで唇を這わせる。
感じてはいるようだがまだ夢うつつ。
パジャマのボタンを1つずつ外し胸元に強く吸い付いてやる。
「痛っ」
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