Among the rubble

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“ジュエリー職人になりたい”―――――― この夢を真っ先に話した人は、皮肉な事に、もう絶縁してしまった過去の存在。 彼女がいてくれたから、きっと俺は、全てを捨てて夢を叶える事を決断できたのだと思っている。 家族を地元に残し、単身ジュエリークラフトの師匠が住む浜松へ向かった俺。 この決断は間違いではなかったと、浜松に来て3年が経とうとしている今、ようやく胸を張って言えるようになった。
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