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きっと、最初から彼女を選べば良かった。
タイミングが合わない、冴子と別れられないというのはただの言い訳。
結局俺は、ずるくてとても臆病だった。
―――全てはあの日から始まった。
あんな相性のいい身体はきっと他にない。
彼女の身体を知ってから、俺は冴子を抱く度に違和感を覚えるようになった。
その違和感はいつしかストレスに変わり、少しずつ俺は冴子とのセックスを避けるようになって……。
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