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「ただいま」
「きゃっ」
思わずソファーから飛び退いた。
「おかえりなさい。早かったんですね。食事の用意すぐしますから、先にお風呂どうぞ」
さっきの女性がちらついて、誠さんの顔を見ることが出来ずにキッチンへ向かおうとした。
しかし、腕を掴まれてあえなく脱出は失敗。
「何か大事な話があるんじゃないのか?」
少し不機嫌そうに見下ろされた。
「食事が済んでからでも……」
「いや、今聞こう。座って」
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