第3話
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「ユニを起こしに来たんだけど……」 「それで?私、起こされた記憶ないけど」 「そう、だな……」 俺が壁の絵に夢中になっている時に、起きてしまいましたものね。 俺が起こす前に、起きてくださいましたからね。 「いや、その、ごめん。絵が気になって」 「何にしろ、レディの部屋に忍び入ったからには、覚悟は出来ているのでしょうね?」 「か、覚悟……!?」
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