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このまま朝比奈を思い続けて報われるの…?
今の私に必要なのは平凡な幸せ。
課長と付き合えるなんて入社当時からの淡い憧れだった。
私は夕花さんには勝てない。
二人には私の知らない『何か』で固く繋がっていり。
それが一番辛くて。
目を背けたい事実であった。
「私……「………三春」
課長は私の言葉を遮った。
そしてゆっくり表情を崩した。
「朝比奈のことを好きなままで良いんだ。代わりでもいい。
徐々に好きになってくれれば良い」
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