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｢うっわぁ…ヤバいな。
佐伯にガン見されてる…｣
課長に頭を押さえられてる私は課長の胸しか見えない。
だから、何も視界には入らない。
｢す、すいません…課長｣
｢ん？なんで…？
普通、そこありがとうじゃない？｣
｢そ、そう…ですよね！
ありがとうございます！あの…その…｣
｢ん？｣
｢あの…いつまで…この…その｣
｢ご、ご、ごごごめん！｣
課長は私の肩を掴んで思い切り突き放した。
私はびっくりして顔を上げた。
課長は頬を真っ赤に染めていた。
思わず声が出てしまった。
｢可愛い｣と。
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