20【回顧】 #2

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20【回顧】 #2

「んー…うーん…」 素面の時と同じような曖昧な返事。 俺と三春は、同期だから同期にしか生まれない感情もある。 例えば、嫉みとか? 俺も何回も三春を妬んだ。 俺には思いつかないようなことをバンバン形にしていくし。 だからこそ、俺も心の何処かで三春を遠ざけてたのかもしれない。 「けどー」 声と同時にグラスが勢いよく転がる音がした。 「冷た…」
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