おまけ1 女神のその後

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ある土曜日の朝、いつものように誠さんと2人で朝食を済ませ、リビングで寛ぐ彼を尻目に家事をこなす。 食事中に出来上がった洗濯物をベランダに干すために、大きな篭を抱えてリビングに入った。 「何してるんだ?」 「家事ですけど……?」 もう1年も続いているいたって普通の日常。 「それはわかるけど、そうじゃなくて……」 「奥様、旦那様は奥様の体を心配されているんですよ」 私達のやりとりに痺れを切らした人物が口を挟む。 結婚を期に神宮寺家で誠さんの世話をしていたしおりさんが、家政婦としてやって来てくれている。 .
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