おまけ1 女神のその後

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でも忘れたとは言いづらいのだろう。 ちゃんと顔に書いてあるのに。 プライドの高い人だから無理もないか。 実は私が言ってないなんて思いもしないんだろうな。 ちょっとだけ罪悪感。 「そんな大きなお腹で出歩いたら危ないから、キャンセルしたらどうだ?」 しかも忙しい誠さんの久しぶりのお休みだから、食い下がりたい気持ちもわからなくもない。 「楽しみにしてたんですから、ダメです」 鞄を持って立ち上がる私を、後ろから抱きしめそっと首筋に唇が触れた。 .
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