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極めれば極める程、戦闘中寝転がる時間が長くなってきて、段々と敵からの攻撃も気にならなくなってくると、永久の眠りにつく事が出来ますってぇ!
そりゃ怠け者じなくてただの自殺志願者じゃないか!!!
「剣士ですね。わかりました」
ミューネが奥くにいた事務の女性に書類を渡して、戻って来る。
「では、ギルドカードが出来るまで、カードについて説明しますね」
カードなんてあるのか。
「依頼で得た報酬は、これから渡すギルドカードに入金されます。それとお店等で現金の代わりに売買する事が出来ますので、取り扱いにはご注意下さい!万が一紛失しても、すぐに再発いたしますので、その時はお申し込み下さい」
「わかった」
へぇー便利なカードだな。なくさないように気をつけないと。
「次は、ギルドランクについて説明します───」
……ふむふむ、つまり。
ランクは下からF~A.S.SS.SSS.☆(マスター)の順になっていて、上にいく程受ける依頼の難易度も、得る報酬も上がっていく。
そしてランクを上げるには、ギルドの依頼をこなし、貢献度を表すGP(ギルドポイント)を一定値まで上げる必要があるのか。
説明を終えた頃に事務の女性が来て、書類等をミューネに手渡した。
「それでは、こちらがギルドカードとなります」
白いギルドカードを受け取る。
「あっ!最初はFを表す白いカードからのスタートとなります。ランクごとに色が変わっていきますので、ちなみに次のEランクになると黄色になります」
そっか、白は初心者マークってところかな。
…えっと次のGPまで100か。
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