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「久しぶり、先生! あけましておめでとう」 「うん、おめでとう」 わたしもやっと祐希に追い付き、 横に並んで立った。 「あけまして おめでとうございますっ」 「おめでとう」 「……」 「なに?」 「いえ…」 自分も頭をくしゃくしゃして もらえると思っていたわたしは、 本気でがっかりしていた。
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