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「……」 …武藤…。 あれが、武藤…。 顔を思い返そうとしてみたけれど、 眉毛の印象しか残っていなかった。 ふと先生の顔を見上げると、 バチッと目が合った。 慌てて逸らし、 恐る恐るもう一度 目線を上げる。 先生は真顔で わたしの顔をじっと見つめ、 「別に、ロリ顔は女児好きの 変態オヤジだけのものではないよ」 「……」 「まあ、女児好きの 変態オヤジが言っても 説得力ないかもしれないけど」 「……」 …何と言葉を返したらいいか…。
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