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「こんなことまで…本当にスミマセン」
「あなたとまた仕事ができるのが、本当に嬉しく楽しみでもあるんですよ」
「誉めても何も出ませんよ」
ふふふ…とお互い笑えば、アンナが『お腹すいたね~』と呑気な事を言う
「そういえば、本間が夕飯を一緒にどうかと言っていました。いかがしますか?」
「ありがとうございます。仕事の話もしたかったので、お受けしますと伝えてください」
「分かりました。では、場所などは後ほど連絡いたしますので」
『本間なら、いいお店紹介してくれそうね?楽しみだわ』
アンナが鼻歌を歌い始め、「それでは」と頭を下げオフィスに戻るという天野さんを玄関まで送った。
段ボールにスーツケースの数々が山になっている部屋をぐるっと見て「夕飯まで、少しは片づけますか!」と自分を奮い立たせた
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