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カウンセリング室の
いつものソファに腰掛け、
フジコ先生のセクシーな
おしりに目を奪われていると、
中腰でバッグの中を
ゴソゴソしていた先生が
くるりとこちらを向いた。
「椎名さん、
ちょっと目、つぶって」
「え。…はい…」
わたしはこわごわ
目を閉じた。
今日は久しぶりの登校日。
教室で自習していた時、
フジコ先生からメールが届いた。
『渡したいのもがあるから、
終わったら
カウンセリング室に寄ってね』
…何だろう…。
ものすごく薄眼を
開けたかったけれど、
わたしはなんとか
その欲求を抑え込み、
しっかり目を閉じて待っていた。
ぺたぺた、とフジコ先生の
妖しい気配が近づいて来る。
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