第1章 ノンストップ・ニート

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20XX年6月専門学校を退学した俺は特にどんな仕事がしたいと思わず、漠然と就職活動をしていた。 俺:「月収17...、日休み...クソ企業ばっかだなww」 月収数万円のバイトをしつつ実家暮らしでほぼニート状態の俺を雇ってくれる企業は無い.....そんな事を考えながら日々求人情報をチェックしている自分に絶望感を感じていた。 企業A:「社会経験無いの?じゃ不採用だ。」 企業B:「ウチはクズはいらないから(笑)」 目についた求人はがむしゃらに応募したものの、俺を雇ってくれる企業は無く気付けば無数の不採用通知のキャパシティが机の上に築かれている。 俺:「社会って厳しいなぁ、俺って将来どうなるんだろう。」 ため息混じりに出たこの言葉に自分が焦っている事に気付くのに数秒とかからなかった。 だが後日思わぬ方向へ就職活動が進んでいく事を俺はまだ知らない。
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