バレンタインデー

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「げ、現実……?」 「何してるの?面白いね、千裕くんは」 先輩は立ち上がると、カウンター席………つまり、僕のすぐ隣に座った。 右手を掴まれ、口付けられる。 「先輩っ!?」 「千裕くんの手、スベスベだね」 再び手の甲にチュッと。 それからペロリと舐められた。 「んっ…ぁ」 くすぐったくて、思わず手を引っ込めると、今度は唇に柔らかな感触が降ってきた。
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